エアコンガス(冷媒)

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エアコンには「冷媒ガス」と呼ばれるガスが使用されているのをご存じでしょうか。
冷媒ガスは漏れさえなければ半永久的に使用できるガスと言われており、これがあることで空気の温度が調整でき、快適な生活を送ることができています。
つまり、冷媒ガスが漏れてしまうと冷風や温風が出なくなり、エアコンがただの送風機になってしまいます。

エアコンのガス漏れが原因で起こる故障とは?

エアコンのガス漏れ事例で多いのは室内機からの水漏れや異音です

 

冷房や暖房をつけているのに何だか効きが悪い、室外機がやたらとうるさい、そういった時に考えられるのが冷媒ガスの漏れです。

 

冷媒ガスが漏れると電気代が高くなったり室外機から異音がしたりします。
さらに症状が進むと室内機を開けた時に見える熱交換器に大量の霜がつき、吹き出し口から水が垂れてきます。

 

冒頭でも紹介したように、効きが悪いだけでは判断できないのが冷媒ガス漏れの特徴です。
詳しい対処方法については後述していますが、簡単に説明すると漏れの箇所を塞いでガスを補充するしかありません。
ガスの補充は自分で行うことはできないので、エアコン修理業者や家電量販店などに修理を依頼しましょう。

 

このトラブルを放っておくとエアコン本体が故障する原因にもなりますので、冷媒ガスの漏れで起こる症状を確認したら早めに連絡して下さい。
その際は事前に複数社から見積もりを取っておくことをおすすめします。どこでもいいやと依頼してしまうと、高額請求トラブルに巻き込まれることがありますから、そこだけはご注意下さい。

 

2.エアコンのガス漏れの原因とは?

エアコンのガス漏れの原因とは?

エアコンからガスが漏れる原因は工事の不備、室外機の移動、初期不良の3つ

 

このトラブルの原因として最初に紹介するのは初期不良です。
ハズレを引いたと表現されますが、家電製品を購入したら一定の割合ですぐに故障することがありますね。人間が製造している以上仕方が無いことですが、エアコンでも当然起こり得ます。

 

次に紹介する原因は工事の不備です。
エアコン取付に従事されている方の多くは電気工事士やフロンガス取り扱い資格などを持っています。
しかし、どんなにベテランでも起きてしまうのが配管を繋ぐ過程でのミスです。例えばプロフェッショナルと言われている方が取り付けても、1万件中に5件から10件は冷媒ガスの漏れが起こります。それくらい難しい作業です。
プロでこれですから、一年目の方が取付を担当すると年に1〜2回はガス漏れが起きてしまいます。

 

ここでのトラブル原因として最後に紹介するのは室外機の移動です。
これは業者が移動したというのではなく、使用者自身が移動させたという事です。
例えば、室外機がもう少しずれていれば庭作業がしやすいなどの理由で動かされる方がいらっしゃいます。
その時に配管の接続部分がずれてしまい、冷媒ガス漏れに繋がります。エアコンの配管は非常に繊細ですから勝手に動かしたりしないことをおすすめします。

 

エアコンがガス漏れした時の対処方法

 

まずは本当に冷媒ガスが漏れているかどうか確認しましょう。

 

確認方法はいたって簡単!室外機の側面にいくつかのパイプが接続されていますから、その部分に台所用品洗剤を溶かした水を塗って下さい。ブクブクと泡がたてばガス漏れ確定です。

 

次にするべきは業者への連絡です。ガス爆発などの危険がありますから決して分解などしないように。
業者が到着するとガス漏れの原因を特定してくれます。部品の劣化がガス漏れの原因でしたら、その部分だけを交換することになります。
その後冷媒ガスを再び充填して動作確認まで済めば修理完了です。

 

ただし、使用年数が5年を超えたエアコンに関しては、部品の交換より新しく購入することをおすすめされます。
その理由としては、仮に今回修理したとしても再度不具合が起こる確率が高いからです。

 

このトラブルに対処する上で一番大切なのが、依頼する業者をどのようにして選ぶかということです。
ごく少数ですが法外な請求をしてくる業者も存在します。まずは焦らずに料金やサービス、これまでの冷媒ガスの修理実績などを比較して下さい。
いくつか候補が見つかったら、それぞれの業者に連絡して見積もりだけを取ります。

 

ただし、見積もり後に断るとキャンセル料が発生する業者もいますから、その辺りのこともホームページで事前に確認しておきましょう。

エアコンのガス漏れの修理相場はいくら?


エアコンのガス漏れ修理の費用は14,000円〜160,000円です

 

ここでの修理相場ですが、ガスの充填だけでしたら14,000円程度となっています。しかし、ガスが漏れている以上どこかの部品に破損がある可能性が高いですから、その場合は交換が必要となります。

 

例えば室内機の熱交換器を交換する場合は70,000円〜100,000円、室外機の熱交換器は90,000円〜120,000円、コンプレッサーの交換は120,000円〜160,000円が相場となります。

 

ここまで紹介した費用は6畳用の一般的なルームエアコンの基本料金のみです。畳数が大きかったり、ハイグレードな機種の場合はさらに高額になります。

 

上記の金額以外にも作業費や出張費、古いパーツの処分費、夜間早朝割増などの費用が加算されます。
ただし、購入して5年以内のコンプレッサー、熱交換器には無料保証がついていることがほとんどで、無償で新しいものと交換してもらえます。つまり5年を超えると買い替えた方がお得ということになりますね。

 

ここまでこのトラブルを解決するための費用相場を紹介してきましたが、結局のところどこの部品が故障してガス漏れを起こしているのかはプロに判断してもらうしかありません。
繰り返しになりますが、作業料などを明示して評判のいい、優良な業者に依頼して下さい。

エアコンのガス漏れ修理まとめ

ここまでこのトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

 

まず、室内機から水が漏れたり室外機から異音がした時は冷媒ガスが漏れていないかチェックしましょう。ガス漏れを確認したら修理専門の業者に連絡して下さい。その際、比較検討することを忘れないように。エアコンのガス漏れを修理するか、新しいものへ交換するかの目安は、製造から5年経過しているかどうかです。